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Photos and Words


私のコンセプチュアル・アートブック作品 

私の大切な人 My precious one は写真と言葉で語られた

終わりべき終わりから始まる作品となっています


写真と言葉、二重のリズムとはいわゆる想像と破壊からなるもので

その啓示の意味、論理を理解するためには分析も必要なことです

説明できない 言葉にできない 表現できない を

解体する 構築する 想像する に軸を移動し東洋独自の

「物の考え方」「見方」「表し方」という直観に繋げて考えました


100ページに及ぶ母の人となりを見立てた作品となりましたが

構造はコンテクスト・ロジックの仕組みとなってます

代弁者として私のアジテーション要素

伸びやかで軽やかな母の言葉と、人の目を気にせずただ咲く花の

美しさをまっすぐ届けようという希望に託しました


エンディング・パート 回顧について

信仰はその固執によって真理を生み出します

普遍的なものだけが真実ならば

写真と言葉、その中間に位置する私は

文芸の最果てに立ち死刑囚のような思想を持って、実践しなければ

なりませんでした


実践の裏付けはあるものの、言葉だけを使用するフレームワークとして

解決策は単純化、余白、切り離し、切詰める でした

そうすることにより思念イメージをオルタネティブな回路で切り開き

画化にあてはめようと追求してみたのです

時間は掛かりましたが、矛盾に行き着いたその先に精神を開放してあげるための

メソッドが存在しています


構造は強固で揺るぎありませんが注意点として

本の作りというより映像の作りを目指しました

勿論、名作と言われる写真集の作りは参考にしましたが

賢者の盲点をつく「なぜ?」を想像し追求するには

映画の構造が「私の大切な人」には合ってると考えたのです

時間軸と因果関係を重視したため、試行錯誤を数年試みました

私の場合は母が残したアーカイブが大量にあったのと、

私がそれを理解し因果関係の新たな流れを歴史とともに、

何を残すか考えるためでもありました


兎にも角にも物を捨てられない母でした

思い出の品で溢れてた実家の押入れから

何を思ったのか母は写真に収めるようになりました

残った写真をしみじみ眺めるてみると

民藝の観点から母を見立ててみようと考え始めました





      











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