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志賀理江子Waiting for the Wind
©Takuji Otsuka 禁無断転載
「写真キュビズム」
ー太宰も愛した跨線橋ー
撮ることのオープンクエスチョン
即興的なインデックスアクセス 分解することの意味
観察という方法へのコミットメントを再考する。
題材にした三鷹跨線(こせん)人道橋は、
昭和4年(1929年)に、
線路によって分断された街の南北をつなぐ目的で
つくられました。
橋に使われてる鉄は、鉄道のレールを再利用したものです。
全長は90mで、天気の良い日は富士山も見られる事で
知られています。
そんな地元民に愛された三鷹跨線人道橋は、
老朽化のため2022年1月撤去されることが
決まり、2023年12月10日をもって立ち入りが
できなくなりました。
解体工事は同年12月頃から始まり、
約2年間かけて完了させるとの事です。
撮影に及んだ期間、膨大な写真枚数より
むしろ写真を眺め並べる時間の方が、跨線橋への想い、
ユニバースを強く意識させられます。
改善という過程が目標という、
目指された地点へと到着する事が出来ました。
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